農薬不使用生 らっきょう

¥3,218

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説明

生で食べるからこそ農薬は使わないことに決めました

らっきょうは基本的に酢漬けにして食べることが多くなります。
酢漬けを作る時に熱湯消毒しますが、ほとんど生の状態で口に入るもの。
農薬のことが少し気になりますよね・・・
しかし、農薬を使用せずにらっきょうを作ることは簡単なことではありません。
理由の一つは畑が密集している点にあります。
らっきょうの産地は複数の農家さん達が密集しているため、
自分が農薬を使わなくても空中を飛んできて結果として農薬がついてしまうのです。
また自分だけ農薬を使わないと病害虫が発生して
他の農家さんに迷惑をかけてしまう可能性もあるため、
農薬を使わないという選択をしにくいのです。
「ただ、それでも農薬を使用しない安全安心な美味しいらっきょうを作りたい」
そのような思いを実現するために栽培期間中は一切の農薬を使用しない
らっきょうを作ることにしました。

収穫量は半分以下になるという結果に…

らっきょうは間隔をギューギューにして植え付けるのが普通です。

しかし、間隔を狭くして植えると病気が発生しやすく、

かつ蔓延もしやすい状況になってしまいます。

その対応策として、病気が発生しにくい状況を作ることにしました。

らっきょうの間隔を通常の2倍以上空け、

さらに水はけを良くするために、らっきょう栽培では従来作らない畝を作って

植え付けを行っています。

その結果・・・収穫量は従来の半分以下になってしまったのです。

植え付ける種の数は半分なので収穫量が減るのは当然、

それはわかっていても悔しいものです。

収穫量は下がってしまうのは不可避な事実・・・

それでも「毎年楽しみにしている」とう言ってくださる

お客様のためにがんばるしかない、その想いで努力しています。

試行錯誤の日々…会議の連続でした

「せめて農薬を使わずに病気にならず、

害虫被害がでないようにするにはどうしたらいいものか・・・」

ポイントは病気や害虫に負けない健康的ならっきょうを作ること、

そのために何をするのかを考えていきました。

書物を調べ、時には有識者の方々にアドバイスを頂き、

あーでもない、こうでもない、という試行錯誤の日々が続いていきます。

1年に1作のらっきょうで色々な試験をするため、

少量ずつ色々な栽培方法も試して、最善の方法を模索していきました。

そして、その中でようやくおぼろげながら向かうべき方向性が見えてきます。

「根圏微生物を活性化させることが重要なのではないか」

根圏微生物とはその名の通り根の周りに存在する微生物のことです。

根圏微生物は根の周りの環境を保護して病原菌の感染や害虫の侵食を防除してくれます。

つまり、この微生物が活性化すれば病気にもなりにくい、

害虫にも負けない強いらっきょうが作れるようになるということです。

根圏微生物を活性化させるために様々な肥料を試し、

らっきょうに一番効果が高いのは酵素だとわかってきたのです。

やっと完成、お客様には鮮度が高い状態で届けたい

失敗をしながら色々試し、長い道のりでしたがようやく満足のいくらっきょうの

栽培に成功しました。

ただ、もっともっとより良い高評価をいただけるらっきょうにすべく

日々研究と挑戦を続けていきます。

らっきょうは通常の場合、乾燥させてお客様へお届けするものですが、

農薬を使用していないらっきょうはその工程を省き、最短日でのお届けを行っています。

それは鮮度を最優先にしたいという強い想いからそのようにさせていただいております。

こだわりにこだわった「農薬不使用の生らっきょう」をぜひ一度ご賞味ください。

ご注意事項

◯ 本商品はご予約商品です。

ご注文後、すぐに発送できる商品ではございません。

◯ 実際の商品発送は6月下旬~7月上旬頃を予定しております。

ただし天候に左右されやすい農産物の特性上、

多少前後する可能性がございます。

◯ 本商品は収穫から最短日で発送いたします。

らっきょうは一般的に収穫から、カット作業、出荷調整、選別などの工程があるため、

収穫からお客様のお手元に届くのに5日程度要します。

当店では全ての工程を当店にて行いますので、最短日でのお届けが可能です。

◯ 本商品は「根付き」というタイプの生らっきょうです。

葉の部分が約5cm程度、根を約1cm程度の状態に調整して出荷しております。

漬け込む際、お客様の方でお好みのサイズにカットして漬け込みを行ってください。

◯ サイズは無選別混合になります。

極端に小さな物や大きな物は取り除きますが、

サイズは無選別とさせていただいております。

栽培が難しい農薬不使用の特性上、気象条件などの影響を受けやすく、

サイズを揃えて栽培するのが難しいのもその理由のひとつです。

何卒ご理解ください。

◯ 本商品は昨年まで、「河﨑さん家の生らっきょう」として販売していた商品です。

栽培方法を含む、こだわりの製法は全く同じものです。

商品名の変更によりご迷惑をおかけし失礼いたしました。